ミャンマ−の漆細工


 
 ミャンマ−の漆細工を始めて見たのは香港。その美しい模様にひと目惚れして、
さっそくふた付きの入れ物と長方形のトレイを購入。
その時から「もしミャンマ−へ行ったら、漆細工の工房へ行きたい!」と思っていましたが、願いがかなったのはそれから約5年後でした。

 

ミャンマ−の漆工房

 この漆細工の工房はミャンマ−のパガンというところにあり、工房の隣には直営の漆工芸品店があります。

それらの工芸品には細かく美しい模様が描かれているのですが、これは上から書いているのではなくて、赤や緑色の漆を何度も重ね塗りし、表面を少しずつ削って下地の色を生かして描き出した模様です。
触ると解るのですが、削っているために少し凹凸があります。

細工する前のトレイなどを作ったり漆を塗ったするのは男性も作業しているけど、細かい細工は女性の仕事のよう。

細かい模様を削っている彼女たちの指先の器用さには目を見張ります。

 

ミャンマ−のバガンにある市場

 正直な話、こんなに農作物の豊かな国だとは思ってもみなかった・・・・ほとんどの野菜は日本人にも馴染みのある物ばかり。
普通の野菜炒めでも ミャンマ−の野菜は力強い味がして美味しかった。
品種改良していないからかも・・・・。

ここは野菜を扱っている店ばかりだが、近くには肉・魚・調味料などの食料品や衣類・日用雑貨を扱う店もたくさん集まっている。

 

 

小坊主さんたちの食事風景

 早朝、托鉢してきたものを全員で食べる。
托鉢の鉢の中を見せてもらったが、大ぶりの鉢にご飯が半分以上入っていて、その上におかずを入れた小さな入れ物が2〜3コ。

 

バガンのパゴダ

 バガンには大小さまざまなパゴダ(仏塔)があり、数えられているだけでも7000ぐらいあるらしい。
大きいパゴダには登ることが出来る。
風雨や地震で壊れてしまったものも多く、今現在も修復が続けられている。
360度、見渡す限りパゴダだらけで、不思議な風景が広がっている。
ほとんどのパゴダは11世紀から13世紀に作られたものだが、どの時代の為政者も壊そうとせず、修復したり保護してきたのはすごい!!

 
 

 

 ミャンマ−旅行は12月末からお正月にかけてだったので、ちょうど乾季で過ごしやすく快適。
バガンでは朝晩少し涼しかったが首都のヤンゴンはバンコクとあまり変わらず、旅行中着ていたのも半袖ポロシャツにコットンパンツ。
タイ語は勉強中だけどミャンマ−語はまるで解らないので無理をせずバンコクでツア−に申し込んだが、人が集まらず2人だけのツア−になり、旅行中は日本にも留学したことのある日本語ペラペラのガイドさんと3人。
ガイドさんの名前はアウンアウンウ−さん、覚えにくいので「ウ−さん」と呼んでほしいとのこと。
ウ−さんの話によると「ミャンマ−の人には苗字が無く、生まれたときに親がつける名前だけを持っている。」らしい。そのぶん名前が長いのかも・・・・・?

 ウ−さんとはヤンゴンだけでなくバガンへも一緒に行き、昼夜の食事も一緒。
香港やバンコクで見るツア−ガイドは客と一緒に食事をしないで、終わるのを待っていたり別に食事をとったりしているのを見たことがあったので、ちょっと以外。
でも、いろいろな話が聞けるしガイドさんと親しくなれる気がして、こういうツア−の方が楽しいかも。
ミャンマ−料理は脂っこいが味は悪くない、それにしても3人分にしてはちょっと量が多くて・・・・。
なんだか「ミャンマ−太り」してしまった。

 ミャンマ−の人達は男性も女性もロンヂ−という筒状の巻きスカ−トのようなものを着ている。
ロンヂ−は一枚の布の両端を縫って輪のような形にし、余った部分の布をウエストにたくし込んで着るが、 歩きながら巻きなおしている男性を時々見かけるのは、腰にたくし込んでいるだけなので、歩いているとやっぱり着崩れるのだろう。でも直し方が慌てるでもなくゆったりとしていて「優雅さ」さえ感じる。
たくし込む位置は女性は右か左、男性は真中。
 紐のついた普通の巻きスカ−ト状のロンヂ−が外国人向けのお土産用に売られているが、空港のトイレで見かけた女性のロンヂ−姿に憧れて、私も本物のロンヂ−を買って、バンコクへ戻ってさっそく着てみた・・・・が、どうも巧くいかない・・・・どうしてもウエストがボテボテしてしまって、あの女性の姿とはほど遠い・・・・まあ体型の差も大きいのかもしれないけど。
結局、外へは着て行けず、日本に戻ってきた今はもちろんタンスの中。
でも、いつか着こなしてみたい!

 

 

AsianMart−aakaatdii 店主     増田眞由美

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