上海美(?)食


 『食べることが大好き!』と言っても、もちろんグルメなんかじゃなく、独断と偏見で美味しい・不味いを決めているだけです。 
その証拠に、嫌いで食べられない物は納豆、梅干、漬物一般、イクラ・・・・などなど、挙げたらキリが無いほど多いし、中には生のナマコはダメだけど中華料理の干したナマコはOKなんていう自分でも好みの基準が解からない物も。
嫌いな物が日本食に偏っているので、海外へ行った時に日本食が恋しくて恋しくて・・・という経験をしたことは、めったにありませんでした。

子供の頃は蟹ミソが気持ち悪かったので、まず蟹ミソを洗ってから食べるという罰当たりな事をしていた私も香港生活を経て、ヘビ・カエル・ハト・蛤士蟆(注1)などが大好き(もちろん蟹ミソも)になり、食生活がすっかり豊か(?)なりました。

(注1)蛤士蟆・・・ha shi ma(ハ シ マ)と読み、アカガエルのこと。また、雪蛤( xue ha /シュエ ハ)とも言います。
この名前が料理名に付いている場合、メスのアカガエルの卵巣内のホルモンを一度乾燥させてから戻した物が入っています。
ココナツミルクに入れ、デザ−トとして出しているレストランが多いようです。
蛤士蟆自体に味は無くプルンとした食感が
特徴で、美顔に効果があると言われています。


老 正 興 (上海料理)

クラゲの冷菜

お店のお兄さんが言うようにコリコリとした食感が堪らない一品。
これは一般的な細切りではなく大きく切ってあるので、一見クラゲに見えないかも。
クラゲの何とも言えない食感が大好き!低カロリ−なのも◎

清炒蝦仁・蟹粉蔬菜・全家福炒麺
(手前から時計回り)

清炒蝦仁は、蝦がぷりっぷり
蟹粉蔬菜は、たっぷりの蟹ミソと蟹肉の餡がリッチな一皿。野菜は青硬菜。
全家福炒麺は、豚肉や内臓、エビなどがたくさん入ったあんかけ焼きそば。


大 娘 水 餃 (ファ−ストフ−ド)

香菜餃と什錦餃

老正興で夕飯を食べた帰り、ホテル近くの南京東路で入ったファ−ストフ−ド店。
お腹が空いていた訳ではないけど、看板に惹かれて思わず寄り道。
全部で5元ほど、値段の割には悪くない。お店も小奇麗だし。


南 翔 饅 頭 店 (小籠包専門店)

蟹肉小籠包

豫園の中にある有名な小籠包専門店。
台湾の小籠包専門店『鼎泰豊』の小籠包より皮が少し厚めで存在感あり。
お酢と一緒につける薬味の生姜の千切りは別料金なので、オ−ダ−の時に忘れずに。
点心類は小腹が空いた時に最適 !

1階の厨房

1階は、テイクアウト用の厨房兼売り場になっていて、たくさんの人達が小籠包を買って食べている。
私達が行った2階のテ−ブル席は、入り口で注文してお金を払い、テ−ブルに着いて大人しく小籠包が来るのを待つ。


小 南 国 大 酒 店 (上海料理)

豚腿の煮込み

やたらと大きな肉の塊が出現!
香港へ行くと、2人で5品(スープ1+料理4品)平らげる私達でも食べきれなかった。
理由は、量が多いというより油っこ〜い!
脂身のプルプルしたところも好きだけど、今回はパス。

金銀蛋蔬菜

これは、野菜と皮蛋、鹹蛋(塩漬け卵)を炒めた物。
他に酸辛湯を注文した。
ガイドブックには良く書いてあったけど、どの料理もちょっと期待ハズレ。私達がオ−ダ−した料理が悪かった?


得 月 樓 (蘇州料理)

蘇式醤鴨

これは蘇州式アヒルの前菜。
少し甘めの味付けのアヒルの肉は、とろけそうなほど軟らか〜い!

銀魚純(草冠が付く)菜湯・叫化鶏・
蟹黄豆腐(手前から時計回りに)

銀魚純(草冠付き)菜湯は、白魚とじゅんさいのス−プ。じゅんさいのス−プは呑んだ事があるけど、白魚入りも美味しい。
叫化鶏もお箸で楽にほぐれる肉が鶏肉系好きの私には堪らない。
蟹黄豆腐は、濃厚な蟹ミソと淡白な豆腐の組み合わせが絶妙!これはお勧め!

得月樓の中

得月樓の入り口

レトロな内装や外観は、創業400年以上前というこの店の歴史にぴったり。
近くには新館もあるけど、こっちの方が何とな〜く趣があるような?


乾 隆 美 食

白灼蝦

プリッとした蒸しエビはエビの甘味が味わえる海鮮料理のポピュラ−な一品。
他に「魚香茄子」と「清炒蔬菜」を注文。
魚香茄子」は少し甘め。これはこれで悪くは無いけど、甘くないほうが私好みかな。

水蛇のス−プ

水蛇の味って他のヘビと違うの???とワクワクして待っていたら、出てきたス−プは塩味のサッパリ系。細切りの肉がヘビと言えば、ヘビかなぁ・・・蛇を食べた後、すぐに身体がホカホカしてくる体質のダンナは変化無し。そこが他の蛇との違い?


夏 麺 館 ( 麺屋 )

煮込んだ肉とサッパリ麺

お肉は真っ黒なので塩辛そうに見えるけど、コックリと煮込んであり、サッパリス−プの麺との相性はバッチリ(^^♪

蝦仁蟹粉麺

蝦と蟹がたっぷりの贅沢な餡かけス−プ無し麺。蟹ミソのコクがいい味出してる。
麺にはス−プが無いけど、別にス−プが付いてきます。


唐 韻 茶 坊 ( 喫 茶 )

黄金桂

おねえさんの見事なパフォ−マンスで入れられたお茶は、薫り高くて味わい深い。
手前の細長い茶器(聞香杯)にお茶を注ぎ、隣の茶器(品茗杯)をかぶせて素早くひっくり返してお茶を移す。
まず、聞香杯に残った香りを楽しんでから、品茗杯のお茶をゆっくり味わう・・・・う〜ん、至福の時。

造型茶の一種

これはジャスミン茶や花を使って作られた造型茶の一種。
私が選んだのは、ジャスミン茶の中から菊の花が出てくるもの。味は普通のジャスミン茶と変わらないけど、ジャスミン茶が開いて菊の花が出てくるのが楽しい。


楊 家 厨 房 (上海料理)

酔鴿

鳩の肉は鶏肉に比べ身が締まっていて歯応えがある。
日本ではあまり食べられないのが残念。
上野公園の鳩を見ると「肉付きがいいなぁ〜」と思ってしまうのは私達だけ???

清炒蝦仁

プリップリの蝦は、やっぱり最高!
新茶の時期なら龍井茶と一緒に炒めた「龍井蝦仁」もお茶の葉の苦味が蝦の甘さを引き立てていて美味しい♪
でも、この時期(旅行は11月)じゃ、あるはずないよね・・・・残念。


上 海 人 家 (上海料理)

ヘビとクコの実スープ

黒い皮が付いたままのヘビは、ダシガラのようで美味しくないけど、ス−プのお味は素晴らしい!!
ヘビくん、いい仕事しています。

蒜泥白肉

脂身はコレストロ−ルが・・・と思いつつ禁断の味に身を任せてしまうなんて、罪な私。
ニンニクがたっぷりのっていて、元気が出そう!

蛙の腿の唐揚

カラッとあがったカエルの腿は、ビ−ルのお伴にピッタリ!
お昼だからビ−ルは頼まなかったけど、ビ−ルが無くても、フライ系の好きな私は幾つでも食べられそう♪
注文して大正解!

筍の炒め煮

生の筍を炒め煮にした料理
生ならではのシャキシャキとした歯ごたえがいいですねぇ。
これも、お酒にもご飯にも合う一品。


新 雅 粤 菜 館 ( 広東料理 )

大閘蟹(上海かに)

上海に来たら、やっぱり上海蟹を食べなくちゃ!
オスの蟹ミソも良いけど、どっちかと言ったら私はメスが好き!
蟹を食べている時って、誰でも無口なるんだよね。

潮州風冷菜

これは鹵水鵝肉、鹵水鶏蛋、厚揚げとクラゲの潮州風前菜盛り合わせ。
味が染み込んだ煮卵もクラゲもみんな大〜好き。

蛤士蟆スープ

ココナツミルクに入った蛤士蟆のデザ−トはよく食べたけど、ス−プは初めて。
蛤士蟆は乾物のもどし方によって生臭さが残ってしまうけど、これは上手くもどしてある。
初心者には、ココナツミルクより食べやすいかも。
蛤士蟆がたくさん入っていて、明日はお肌つるつる!?

福建炒飯

香港の福臨門の福建炒飯には負けるけど、これも貝柱や干ししいたけなど具沢山で悪くないですねぇ。
他に野菜料理は「清炒四角豆」をオ−ダ−。
四角豆は切り口が四角くて、さやごと食べるインゲン豆系の豆です。
日本では見たことないかな?
アクがる野菜だから茹でてから炒めてあるともっと美味しかったのに。食べているうちに炒めた油が黒っぽく変色してくるのは・・・・ちょっと×。


 今回は蝦・蟹食べ放題の(痛風怖いよ〜!)旅行になりました。
料理が運ばれてくると、いつも写真を撮るのを忘れて食べてしまう私達が1度も忘れなかったのは画期的!
ヘビィ〜?カエルゥ〜?、美味しそう♪と思った方々、キモチワル〜イ!と思った方々、最後までお付き合いありがとうございました。
各料理の感想は私の好き嫌いに寄るものなので、決して参考にしないでくださいね。
美味しいか不味いかは自分の舌で
お確かめください。


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